新居和弥
DORG(ドーグ)代表
水平思考、逆転の発想的な考え方を得意とし、クラスではとかく裏技やコツを伝える事に力が入ってしまいます。「しつけ」そのものよりもいろいろな環境に適応できる社会性を身につけることと、飼い主と愛犬との深いコミュニケーションを取ることが、犬を飼う上で大切だと思っています。そのためには正しく自分の犬を理解すること、そして自分の気持ちを上手に愛犬に伝える術を身につけることが何よりも大切だと思います。
これは決して感情的な話ではなく、犬の行動原理などをベースとしたきわめて科学的なアプローチであり、単に「ほめるしつけ」とか「叩かないトレーニング」ということではありません。
犬の考える力を伸ばし、その結果犬が自発的に飼い主の望む行動をしていく様を見るのが好きです。気持ちが通じ合わない、飼い主の望んでいることが解らない、なぜ叱られたのか解らない・・・そんな経験を積み重ねた犬たちは、余計なことをして叱られないよう、どんどん無気力になっていきます。これを「学習性無力感」と呼びますが、一見おとなしくても目の光が無くなって行く犬を見るのは寂しいですね。叱られるから従うのではなくて、好きだから飼い主のそばにいる、好奇心と喜びに満ちて活き活きとした犬たちが増えることを願っています。
石綿美香
D.I.N.G.O.インストラクタートレーナー
物心ついた時からずぅっと動物が好きでした。
動物と話ができたらなぁ、という思いが、いつの間にか外国人と自由にコミュニケーションをとりたいなぁ・・に少し変わりそんな勉強ができる学校に進みました。その後社会人となり、外国で仕事をしながら犬と暮らし始めたのです。そのうち犬と対話することって、外国人と対話することと一緒だと考えるようになりました。
違う言葉、違う文化・・・だけど共通のベースをお互い知り合えばコミュニケーションは可能だって思うようになったのです。
その後は異種間コミュニケーションにまっしぐら!ついに本職になってしまいました。
今は本当に毎日充実しています。愛犬の気持ちがわからない、私の気持ちが伝わらない・・
そんなことを考えながら毎日をすごしていらっしゃる皆様、ぜひD.I.N.G.O. プログラムにご参加ください。きっとヒントが得られますよ。
◎DORG副代表◎CPDT(米国ペットドッグトレーナーズ協会認定資格)
◎ D.I.N.G.O. インストラクタートレーナー◎APDT会員
◎その他犬のトレーニングや問題行動カウンセリングの通訳・翻訳。
◎ 訳書にテリー・ライアンによる
「リーダーになろう」「子犬を迎える前に」「子犬を迎えたら」
◎ デルタ協会編纂
「ドッグトレーナーのためのプロフェッショナル基準:効果的かつ人道的トレーニング」
リンダ・テリントン・ジョーンズ著「犬にTタッチ」など。